ディーラーから見たFX

金融業界には、所属している銀行等から与えられている勘定(持ち高限度額の事)を用いて、
独自の相場分析とそこから出てくる相場感覚を頼りに、収益を上げる為に取引を行う、
ディーラーと呼ばれる人達が存在します。

FX=外国為替や株式、債権等をトレードして各組織の代表として利益を追求する彼らは、
元々それぞれの金融機関のマーケット部門に配属された者の中から、
特に適性を買われて抜擢される性質の役割を担った人達です。

多くの人は、ディーラーとして継続的に利益を上げられず、
次々に交代していきますが、中には長期間勤めている人も存在します。
そういった人達は、独特の経済観と取引感覚やルールを持っており、
初心者が様々なトレードを始めるには、大変有益なアドバイス等をしてくれます。

では、そんな彼らから見た外国為替市場=FXとは、どの様なものなのでしょうか?
ここで確認してみましょう。

ディーラーは元々、銀行等の所属する機関に利益を上げる為にトレードを行うものです。
その為、輸出業者等の実際に取引上の需要がある注文を取り扱ったり、
または自分でポジションを取る為、実はディーラー各個人は、
証拠金を預けて行うFXに「直接的な」関心は持っていないのが実情とされています。

むしろ、ディーラーとして興味を引かれるのは、
投資家達が自身の口座があるFX取引会社を通じて行う取引高の大きさです。
これは、各金融機関単位で見ても、
それぞれ60~80%を占める程に成長している分野で、
しかも、今後も継続的に利用や拡大が望めます。

それぞれの金融機関の利益を追求する役目を負ったディーラーとしては、
その取引額の大きさゆえに、非常に興味深い存在がFXであるのです。

これらの理由の為、ディーラーの中でも上位になれば成る程、
FXへの興味度合いが上がり、繋がりが深まる傾向にあります。
FX業者が主催するセミナーに、
高名なディーラーがひょっこりと参加しているのは、こういった理由からです。

利益を上げる立場故に、巨額の利益を内包しているFXは興味深いというのが、
各ディーラーから見たFX業界の姿なのです。
ページのトップへ戻る